警視庁の統計・発表した2012年(平成24年)における日本の自殺率(人口10万人あたりの自殺者数)は、21,8人で総自殺者数は27,858人です。
2011年(平成23年)までは年間自殺者数が3万人を超えていましたが、近年は減少傾向にあり2012年には15年ぶりに3万人を下回りました。
自殺者の70%以上が男性で、2009年(平成21年)版の自殺対策白書によると、世代別で最も多いのが50代で、次いで60代、40代、30代の順になっています。
自殺の原因・動機は「健康問題」が64,5%、「経済・生活問題」が31,5%と続きます。
自殺手段・自殺場所としては、男女とも縊死(=首吊り)が多く、2003年(平成15年)のデータでは男女それぞれ66.4%、58.9%の自殺者が縊死を選んでいます。
男女合計17511人、54.3%の自殺者が自宅を選んでいます。
世界保健機構(WHO)が2009年に発表した各国の自殺率「国の自殺率順リスト」は次の順になります。
1位:韓国 33,5%(2010年)
2位:リトアニア 31,5%(2009年)
3位:カザフスタン 26,9%(2007年)
4位:ベラルーシ 25,3%(2010年)
5位:日本 23,8%(2011年)
6位:ロシア 23,5%(2010年)
※データは各国で最も直近に行われた調査による。 |