FAO(国連食糧農業機関)が2013年に発表した報告書によれば、2011〜13年の間、世界で約8億4200万人、つまり8人に1人が慢性的な栄養不足に苦しんでいるとしていると発表しました。
飢餓に苦しむ人々の大半は開発途上国に住んでいる一方、先進国でも1,570万人が栄養不足の状態にあります。
世界中で飢餓状態の改善が見られる一方で、サハラ以南アフリカでは、ここ数年の改善はそれほど見られておらず、この地域での栄養不足率は推定4人に1人で、未だ最多となっています(24.8パーセント)。
なお、餓死する子供の数は、世界で1日約3万人、年間で約1,000万人にも及びます。 |