●話すスピード
普通の人が話す場合、1分間に平仮名で350文字くらいの言葉数です。
ところが高田明さんの場合、1分間に537文字話しています。
NHKのアナウンサーが1分間に原稿を話すスピードは350〜400文字程度です。
悪い例をとって比較すると分かりやすいので、あえてご紹介しますが、振り込め詐欺がだいたい500文字以上のスピードで話すそうです。
つまり高田さんはたいへんな早口であるということです。
ある実験によると、「早口は商品を欲しいという気持ちにさせ、しゃべっている人に専門性を感じさせる」という結果が出たそうです。
●周波数
高田さんは、大切なキーワードの部分を話すときにスピードを落とした上に、声のピッチ、つまり周波数が1オクターブ上がるのです。
周波数が上がったまま話すことで、その言葉を相手に植え付けることができるのです。
●方言
高田さんの言葉は、出身地の長崎弁、数年間暮らしていた大阪弁、そして標準語が混ざり合った言葉だそうです。
標準語ではなく方言が混じっているのが、聞く人に安心感を与えているのかもしれません。
ジャパネットからなぜ買いたくなるのか?
|