●求められるプラスα
ただ「乾杯!」というだけなら司会者で十分です。せっかく指名されたからには、みんなの気運が盛り上がるような乾杯にしたいものです。
そのために、「乾杯!」の一言に添えるプラスαを考えることが大切です。
●基本的構成要素
1,自己紹介
自分の立場を簡潔の述べます。司会者から詳しく紹介された場合は省いても構いません。
2,お祝い、お礼の言葉
会の趣旨にあった一言、お祝いの席ならお祝いの言葉を、主催者側ならお礼の言葉を述べます。
3,メッセージ
テーマを一つだけ短く述べます。とにかく長くならないように事前にまとめておきましょう。
4,唱和のお願い
「それでは乾杯を行います。皆さま、ご昭和下さい」など、これから乾杯することを伝えます。
着席している場合は、その前に起立を求めたり、グラスを持つように求めたり(司会者が求める場合もあります)して、乾杯の準備を行います。
5,乾杯の発声
全員の準備が整ったところで、「乾杯!」と力強い発声をします。
主催者であれば、その後「ご唱和ありがとうございました」とお礼を述べます。
●1分以内が基本
長い話は嫌われます。
「乾杯や締めのスピーチは短く簡潔に」が基本です。
事前にしっかり話をまとめ、1分以内で話終わることができるか練習し確認しましょう。 |