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締めのスピーチのポイント

●締めの役割

スケジュールが一通り終わり、最後にに何かけじめが欲しい場合、会の終了を告げるときに行う締めを「大締め」と呼びます。
メインイベントは終わったものの、料理や飲み物も残っているし、閉会になるには名残惜しい、そんな時けじめをすけるために行うのが「中締め」です。中締めが終われば、残りたい人は残るし、帰りたい人は帰る、ということになります。ビジネスの場では、「中締め」が主流だと言っていいでしょう。


●手締めのやり方

締めで最も多いのが、手締めです。後で本締めが予定されている場合の中締めなら、バランスを考え、一本締めが妥当でしょう。

手締めは、やり方をしっかり説明するようにしましょう。
特に「一本締め」と「一丁締め」はほとんどの方が混同しているので、説明しないで始めるとバラバラになってしまいます。

始める時は、「ヨォーッ!」と尻上がりに声が強くなるように、掛け声をかけます。
この掛け声や間(あい)の手を、いかにピリッと歯切れよく言えるかが勝負です。


●一本締め

         と手を打つ


●三本締め


一本締めを三回繰り返す、一本ごとに「ヨッ!」「もういっちょ!」などと間の手を入れる。


●一丁締め

パーン!と、大きく一回だけ手を打つ。「関東一本締め」とも言う。


●五本締め

一本締めを五回繰り返す。

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