●短すぎず長すぎないように
招待客トップバッターとしてスピーチに立つのが主賓です。
あまり堅苦しくならないよう、二人の門出を温かく、和やかにお祝いしましょう。
長さは要注意です。主賓ですから短すぎてもいけませんし、だからといって長すぎるのはもっと嫌われます。
3〜4分を目安にまとめるようにしましょう。
●基本的構成要素
1,導入
最初に時候のあいさつを入れても構いませんが、冒頭でこの結婚に対する祝意を述べます。これは列席者を代表して、この婚姻を承認するという意味合いをもっています。
また、起立している新郎新婦、両親、媒酌人へ着席を促す言葉を送り、座ってもらうのが礼儀です。
2,自己紹介
新郎新婦との関係を簡潔に述べます。
司会者が丁寧な紹介をしてくれた場合は、名前を名乗るだけでも構いません。
3,新郎新婦の人柄紹介
新郎新婦を直接にはよく知らない場合は、事前に情報を得ておきましょう。二人の人柄や出会いなどについて、具体的なエピソードをまじえるといいでしょう。
4,はなむけの言葉
結婚生活や人生の先輩として、助言やアドバイスを贈ります。格言や先人の名言を引用するなど、自分らしさが出るように工夫しましょう。
5,結び
最後にもう一度、お祝いの言葉で締めて結びます。 |