●心からの感謝を
披露宴の最終盤、主催者として両親がスピーチします。
披露宴に出席してくれた人たち、媒酌人、祝辞や余興などに対するお礼や感謝の気持ちを述べるとともに、新郎新婦への支援をお願いするのが目的です。
注意しなければいけないのは、感極まってスピーチが続けられなくなるようでは困ります。
気持ちを高ぶらせないようにコントロールしましょう。
また、長々と話すのも失礼になりますので、端的に話しましょう。
●基本的構成要素
1,自己紹介
新郎新婦、どちらの親であるかを述べます。両家を代表している場合は、「両家を代表して」と必ず入れます。
2,新郎新婦への期待
結婚に対する親としての喜び、新しい家族を得たことへの祝福と感謝、二人への期待などを語ります。
結婚式や披露宴の感想や、親としての忠告や助言を入れるのもよいでしょう。
3,支援のお願い
新郎新婦をこれからも温かく見守って、励まし、指導してほしいと出席者にお願いします。
4,もてなしの不行き届きのお詫び
披露宴が順調に行われても、不行き届きのお詫びの言葉を添えるのがマナーです。
5,結び
列席者へのお礼の言葉で締めくくります。 |