▲日本で最も大きな砂丘・猿ケ森砂丘
『日本一大きな砂丘は何砂丘?』
そう聞かれたら何と答えますか?
たぶん、ほとんどの方が『鳥取砂丘』と答えるでしょう。
日本にある砂丘で唯一知名度がある砂丘が鳥取砂丘ですから、当然そう答える方が多いのは当然。
しかし、この答えは間違いです。
『日本で最も有名な砂丘は?』という質問なら、鳥取砂丘で正解ですが、日本で最も大きな砂丘は鳥取砂丘ではありません。
日本で最も大きな砂丘は、青森県東通村にある「猿ケ森砂丘(さるがもりさきゅう)」です。
猿ケ森砂丘の大きさは、幅は約1?2km、総延長は約17km、総面積は約15,000haで、鳥取砂丘のなんと30倍の大きさです。
では何故、鳥取砂丘の30倍も大きい猿ケ森砂丘は一般に知られていないのか、疑問になります。
理由は簡単です。
猿ケ森砂丘は、防衛省が定める弾道試験地のため、一般の立ち入りが禁止されているからです。
ですから、猿ケ森砂丘の写真や口コミなどが少なく、知名度が低いわけです。
鳥取砂丘は、一般が観光できる日本一大きな砂丘、ということになります。
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