▲牛久大仏(茨城県)
大仏と聞いてほとんどの人は「奈良の大仏」か「鎌倉の大仏」を思い浮かべるでしょう。
しかし、大きさは奈良の大仏(東大寺・盧舎那仏坐像)が16.0m、鎌倉の大仏(高徳院・阿弥陀如来坐像)が13.35mと、どちらも坐像ということもあり大きさそのものは実はそれほど大きくないのです。
日本で最も大きい大仏は、茨城県にある「牛久大仏(牛久浄苑・阿弥陀如来立像)」です。
高さはなんと120.0m。
立像の高さとしては世界で3位、ブロンズ立像としては世界最大で「世界一大きいブロンズ製仏像」としてギネスブックにも登録されています。
「牛久大仏」の全高120m(像高100m、台座20m)がどれほど大きいかというと、「奈良の大仏」(像高14.98m)が掌に乗り、アメリカの象徴とも言われる「自由の女神像」(全高93m、手を掲げた姿勢の像高46.05m)の像高(足元から頭頂までの高さ33.86m)の3倍近くもあることからその大きさが分かります。
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