▲沖縄県
「沖縄」というと、どういう風景のイメージが浮かぶでしょうか?
ほとんどの方が、晴れ渡った青い空とエメラルドグリーンの海をイメージするでしょう。
逆に「沖縄=どんよりした曇り空」と思う方はいないでしょう。
しかし意外な事実があります。
社会生活統計指標に「快晴日数(年間)」というデータがあります。
これによると、日本国内47都道府県の中で1年で最も快晴日数が少ない都道府県は、なんと「沖縄県」なのです。
しかも、2014年はわずが7日、2015年は9日と極めて少ないのです。
逆に快晴日数が最も多いのは、2014年2015年共に埼玉県で、2014年が64日、2015年が55日ですから、かなり差があります。
ただし、快晴日数が少ないからといって常に曇っているのかというとそういうわけではありません。
気象用語の「快晴」の定義は、雲量が10段階で1以下の状態で、沖縄県は周りを海に囲まれているためにどうしても雲ができやすいのが原因ということで、晴天の日数そのものは全国平均よりほんの少しだけ少ない程度です。
つまり、沖縄は雲一つない快晴は少なく、雲が多い晴天が多いのが特徴ということになります。
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