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笑わせるネタは中盤以降に使う

私は1回のスピーチで最低2〜3回は笑わせるようにしています。
数多い経験から、必ず笑いを取れる”鉄板ネタ”も幾つか持っています。

ですが、スピーチで笑わせるネタを使うのは中盤以降にするようにしています。
実はこれは大変大切なことで、スピーチ冒頭から笑わせようとする人がいますが、そのほとんどが失敗に終わります。
ただ笑わなかっただけならいいですが、最初に躓くと急に講師・聴講者共に緊張感が出てしまい、スピーチそのものが白けてうまくいかなくなるケースがあります。

特に、何度もその講師のスピーチを聴いている聴講者相手の場合は大丈夫ですが、初めての聴衆に対しては初めに笑わせる行為は無謀といっていいでしょう。
できるだけ避けましょう。

中盤以降に使う理由の一つは、初めての聴衆相手でも10分、20分と話をしているうちに、だんだんとリラックスしてきます。また講師がどういう人間かだいたい分かってきます。

つまり会場が
”暖まってきた”頃に、笑わせるネタを使うのが効果的なのです。

もう一つの理由は、中盤になるとリラックスがだんだんと狎れになり、いわゆる”中だるみ”という状況になる場合があります。そんな
中だるみの特効薬が”笑い”なのです。
眠気対策にもなるのが”笑い”です。

ですから、余程笑わせることに長けている講師以外、笑わせるネタは中盤以降に使うことがベターだということなのです。

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