聴講者を寝かさないための方法として、聴講者をスピーチに参加させるのが有効です。
具体的には「質問する」ことです。
聴講者は受け身で、席から動きませんので、どうしても眠くなりがちなのは避けられません。
そこで考えさせることで脳神経を刺激するのです。
質問する上で気をつけなければいけないことは、社会的地位がある(あるだろう、ありそう)中高年男性にはなるべく質問しないようにすることです。
そういう人に質問する場合は、答えられることを質問します。
決して答えられないような難しい質問をして、自尊心を傷つけることがあってはいけません。
一方で中高年女性は全く構わないといっていいかもしれません。
女性はそういうところは柔軟ですから、質問に答えられなくても、その後『なるほど』と思わせられれば問題ありません。
ですから、質問するなら女性のほうが無難です。
眠そうにしている人、寝ている人を直接指名するのはちょっとイヤミなのでやめましょう。
その代わりに、すぐ横の人を指名して下さい。
すると横に座っている眠そうな人は、次は自分の番かと「ビクッ」とすること請け合いです。 |