昼食後すぐのスピーチは、どうしても眠くなります。
これに加えて室温が高くなるととても危険です。
特に冬場、外が寒い場合会場内の暖房を強く入れます。
人が大勢入るとどうしても人の体温によって室温が上昇しますが、それにプラス暖房が効き過ぎるとどうしても眠くなってしまうのです。
ポカポカした陽気の日なども、「寝てくれ」とばかりに睡魔にとりつかれます。
このようなスピーチ以前の問題で、生理的に眠気を誘発する状況にある場合は、スピーチを一旦中断することも一つの方法です。
スピーチをしながら聴講者が「眠むそうだな」と思ったら、早い段階で次のように話しかけます。
早い段階でというのがポイントです。
『今日はとても天気がよくて暖かいので皆さん眠くなりませんか?
こんな日の昼食後は特に眠くなりますね。
ちょっと皆さん軽く伸びをしましょうか。(と言いながら自分も伸びをします)(一拍おいて)
ハイッ!それでは話を再開します!』 |
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体を少しだけ動かすのがポイントです。
ただし、この方法は最後の手段です。
本来ならスピーチそのもので対処するのがベストですが、背に腹はかえられません。
全体的に眠むそうな感じが漂っている場合はお試し下さい。
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