スピーチ・プレゼン・講義・人前での話し方・話すコツとネタ 〜緊張知らずのスピーチ術〜
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舞台に上がるまでにくり返し練習することが最低条件

一般的に「うまくやろうとする」と緊張する、「失敗してもいい」と思うくらいにやったほうがいい、と言われていますが本当にそうでしょうか?

私の経験では、自分に自信がないから緊張するという感じがしています。
「うまくやろうとする」というのはその次の段階で、経験の少ない頃には、うまくやろうと思う以前に「本当に大丈夫だろうか?」「緊張せずに話せるだろうか?」などという不安感が先立つものです。

自信が持てない理由には大きく二つあります。
一つは、
経験不足、場数が少ないため自信が持てないことが一番多いでしょう。
もう一つは、
話す内容に自信が持てないことによります。

私は、一つのテーマで全国を回り講演をするときには、1週間程度かけてレジュメ(原稿)を作り、その後、ホワイトボードを横に置いて何度何度も実際に声に出して練習し、レジュメの推敲を重ねます。
その際、板書の内容をチェックし、ストップウォッチで時間を計り持ち時間より長ければ省き短ければ足す作業をして、ようやく本番の講演会に臨むという事前準備をしています。

ですから、1時間の講演でも2時間の講演でも、演台に立つときにはレジュメの内容が完全に頭に入っている状態で、自信を持って話ができるようになっています。

あるテーマでスピーチをする場合、例えば10回スピーチをしたとします。
1回目は自信がありませんが、10回目になると自信満々に話すことができるものです。
ですから私は初めてのテーマのスピーチの場合、事前にレジュメを作っては練習し、レジュメの手直しをしては練習するという作業を数回繰り返します。
そうすることで話す内容に自信を持てるようになりますし、何よりも自分はこれだけ努力したんだということで確固たる自信が生まれるのです。
つまりこれだけ努力し、それでも緊張してうまくいかなかったら仕方がないじゃないか、と開き直ることができるようになるのです。

”開き直る”ことと”投げやり”になることは根本的に違います。
開き直るには、ある段階までの努力が絶対条件なのです。

スポーツで頂点に立った人の多くが同じことを言っています。
「不安だから人一倍練習した」

そうなんです。
自信がない、自分は緊張するタイプ、プレッシャーに弱いタイプだと思う方は、人より努力(練習)すること以外最良の策はないのです。

私はそうしました。
スピーチに関してだけは人一倍努力(練習)したつもりです。

ことわざがあります。
”人事を尽くして天命を待つ”
この心境こそ、何事か成し遂げる要諦なのではないでしょうか。

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