あなたは自分のスピーチを見たことや、聞いたことはありますか?
もし一度もないようでしたら、是非録音・録画して自分のスピーチを見て(聞いて)下さい。
きっと驚くと思います。
録音した自分の声を初めて聞いたとき驚いたことがある人も結構いると思います。
「えーっ、俺ってこんな声しているの?」
これは、自分の声というのは、本来頭蓋骨を伝わって聞こえる声と、空気を伝わって耳から聞こえる声とが合わさって聞こえていますが、録音した声は、頭蓋骨からの音は聞こえないので、どうしてもいつもとは違って聞こえるもので、声の感じは気にする必要はありません。
ですが録音して聞くと、自分の話し方の特徴やクセがよく分かります。
自分には大きなクセ、気になるクセはないと思いがちですが、「無くて七癖有って四十八癖」というように、自分では気づかない多少のクセがあるものです。
私が一番おすすめするのは録画です。
動画のほうが、話し方だけではなく、体の動作を確認することができますので一石二鳥です。
録画でのチェック項目を見てみましょう。
●録画(録音)チェックリスト
・話しのスピード・テンポ
・声の大きさ・音の高低
・話し方のクセ(特に「えー」「あのー」「やっぱり」などの多用)
・視線
・立ち方
・表情
・動作のクセ
・板書の字の大きさや字のきれいさ
自分のクセが分かったら、直すようにしましょう。
この作業をすることで、格段に聞きやすいスピーチになります。
是非お試し下さい。 |