時間が短いからといって準備を怠る人がいます。
「当日その場で考えれば大丈夫だろう」
こういう人は決してスピーチが上手くなることはありません。
短いからこそ難しいのです。
自分の思っていることを1時間かけて伝えるのと、たった3分間で伝えるのとどちらが難しいか考えれば分かるでしょう。
1回するだけならさほど問題ありませんが、朝礼などで度々スピーチをしなければならない立場の人は、日頃から話す材料を集める習慣をつけるようにしましょう。
新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、街中、人の話等々、話の材料はそこかしこに色々あります。
大切なのは「アンテナを張る」ということです。
日頃から意識的にも、無意識的にも話の材料を探す思いがあると、その周波数に応じた情報が飛び込んでくるものです。
それは、たまたま観たテレビ番組であったり、床屋の待ち時間で手に取った雑誌の1ページだったり。
その時は素早くその情報をメモに取って保存することをおすすめします。
管理人は、携帯にメモしたり、自分のパソコンのメールアドレスにメールしておくことが多いです。
つい頭で覚えておこうと手抜きをすると、後から思いだせず後悔することがありますので、なんらかの方法で情報を保存しておくといいでしょう。
こういう習慣をつけておくと、いざというときに人前で話をすることになっても話がスムーズに出てくるものです。
アンテナを張りましょう。 |