体験談は聴講者の印象に強く残るものです。
ですが、体験談ならなんでもいいというわけではありません。
特に注意が必要なのは、自慢話です。
成功体験を話すのはいいのですが、単なる自慢話にならないように気をつけましょう。
自慢話は、講師と聴講者の距離を広げてしまいます。
もっとも効果が高い体験談は「失敗談」です。
スピーチ前、多くの場合講師と聴講者には距離があります。
ところが失敗談を話すことで、その距離がグッと縮まります。
ただし、一つ注意点があります。
失敗談を話すのは、1回だけです。
それはそうです。
仮にも講師が何度も何度も失敗していたら、『この人大丈夫かなあ?』と不安になってしまいます。
印象に残る失敗談を1回する。
これが講師と聴講者の距離を近づける一つのコツです。 |