講師の視線は聴講者に大きな影響を与えます。
●下を向くこと
一番やってはいけないのは、下を向いて話をすることです。
下を向いて話をしてしまう人には大きく2つのパターン、タイプがあるでしょう。
1,性格が内気、あがり症
元々の性格が内気で人と話をするときも相手の目を見て話せない人や、あがり症で人前に出ると過度に緊張してしまいどうしてもうつむき加減になってしまう。
2,レジュメを見る
スピーチの内容に不安があったり、自信がないためついレジュメばかりを見てしまう。
視線が常に下にある講師は、どうしても「自信がない印象」を聴講者に与えてしまいますから、注意が必要です。
視線は下ではなく前にするように気をつけましょう。
●キョロキョロすること
また、「下を向く」ことと同じくらい注意が必要なのは、「キョロキョロすること」です。
視線が定まらず上を見たり横を見たり聴講者とは関係ない遠くを見たりと、視線がキョロキョロする講師は、「落ち着きがない印象」を聴講者に与えてしまいますし、聴講者が講義に集中できなくなりますから要注意です。
●人以外を見ること
自信がない方、講師経験が少ない方は、どうしても人を見ることができずに、関係ないところを見ながら話をしがちです。
ですがこれはダメです。
人(聴講者)を見ずに話をする講師のスピーチは、スピーチの内容に説得力を感じなくなりますから気をつけましょう。
「視線は前、視線は人(聴講者)」
これが講師の視線テクニックの第一です。 |