講演会などで地方に講師として呼ばれた場合、講演が終わった後に主催者に食事をご馳走になるケース(外食)があります。また、主催者が食事を作って下さる場合もあります。
そんなとき食事の好き嫌いがあると実に困ることがあります。
山形に講師に呼ばれたときのことです。
講演前の昼食を主催者の女性陣が用意して下さるということでした。
そして昼食。
目の前のテーブルを埋め尽くされた料理の数々に呆然とました。
量にではありません。
量が尋常ではないことは毎度のこと。
並んだ料理、甘煮・鯉こく・・・鯉料理づくしだったのです。
私は鯉が苦手なんです。
事前に主催者から『食べ物の好き嫌いはありますか?』と聞かれていたのですが、幾つかあるので、それを全部言うのも大人気ないと思い、一番苦手な納豆だけを伝えておいたのです。
まさか鯉料理が名物とは知らず、並べられた鯉料理。
今更『食べられません』とは言えません。
必死に食べました。
その日の講演のことはよく覚えていません...。
食べ物の好き嫌いがある場合は、ちゃんと伝えましょう。出されるのはその土地の名産・名物が多いので、食べられないものなら事前に伝えたほうがいいでしょう。 |