「ホーム」で話をするのと、「アウェー」で話をするのとでは緊張感が全然違います。
仲間内で話をするのならほとんど緊張はしませんが、初めての人達の前だと緊張するものです。
最初「アウェー」であってもその場を「ホーム」に変えることができれば、緊張感を軽減することができます。
そこで「アウェー」を「ホーム」を変えるテクニックの一つをご紹介させて頂きます。
「礼に始まり礼に終わる」
特に武道の世界で使われますが、武道に限らず日本全体に当てはまります。
日本人は「礼儀」を重んじます。
ですから、礼儀ができていない人に対して特に厳しい目になるものです。
逆に礼儀正しい人は評価が高く、人に好かれます。
そこで人前で話をする前には、必ずしっかりと丁寧にお辞儀をするようにしましょう。
緊張している人は余裕がないため、お辞儀が雑になる傾向があります。
そうなると、話を聴いている人達からは厳しい目で見られることになります。
つまり「アウェー」になるということです。
ところが、しっかりと丁寧にお辞儀をすると好感度が上がり、それだけでも雰囲気が和らぐことがあるものです。
ですから、軽く会釈するようなお辞儀ではなく、背筋を伸ばししっかりと腰から曲げてお辞儀するようにしましょう。
敵(悪い意味ではありません)を味方に変えるテクニック、それが礼儀作法です。 |