人の視線のプレッシャーに耐えられない、人の視線を感じると緊張するという人にとって、複数の人前で話をするのは苦痛以外の何ものでもないでしょう。
2・3人の前でならなんとか話ができたとしても、数十人となるとアガってしまって話ができなくなる。
そんな人の視線が怖い、緊張するという人に有効なあがり症防止テクニックです。
人の視線が怖い、人の視線に緊張する場合、人の視線に慣れるように努力するというアプローチの仕方もあります。
しかし、誰でもがそういう強気な方法で克服できるわけではありません。
では他には方法がないのか?
いえ、あります。
もう一つは、人の視線から避けるという方法もあります。
人前で話をする場合、視線をどこにもっていくのがいいのか?
ベストは聴いている人達の顔、目に合わせることです。
一番ダメなのは下を向くこと。
また、明後日の方向を向くのももちろんダメです。
天井を見ながら話をされたら、話の内容など頭に入ってきません。
視線は聴いている人達の顔の高さにもっていくことが基本なので、人の顔ではなく、通路などを見るようにするといいでしょう。 もし適当な通路がないのであれば、顔のすぐ上・横を見るようにしましょう。
顔のすぐ上・横なら、話を聴いている人達も自分の顔を見られていると感じますので、違和感なく話の内容が頭に入ってきます。
人の視線が苦手なら、顔のすぐ近くの空間を見るようにしましょう。
それだけで、視線のプレッシャーがかなり軽減されます。 |