自信がないからアガる。
アガったからさらに自信がなくなる。
あがり症の悪循環です。
それなら、自信を持つようになればいいわけです。
ではどうしたら自信を持つことができるのか?
それは、「武器」を持つことです。
人前で話をする機会で最も多いのは、披露宴のスピーチでしょう。
事前にスピーチをお願いされている場合なら準備もできますが、場合によっては当日その場で指名されるようなケースもあります。
特に乾杯後のフランクな友人代表スピーチなどではこういうケースがあるものです。
そんな時、急な指名で何を話したらいいのか分からず、舞い上がってアガってしまう。
そうならないためにも、自分の定番のネタを持っていると、急な指名にも慌てることなく話をすることができます。
結婚式披露宴のスピーチには、数多くの名言・格言がありますから、その中から自分に合ったもの、新郎新婦に合ったものをチョイスするのもいいでしょう。
ただし、名言・格言を使う場合は、1つだけを用意するのは避けましょう。
何故なら、自分の前に話をした人が同じ名言・格言を言ってしまうかもしれないからです。
ですから、2・3つは覚えておきたいところです。
また、使い古されたネタを使うのはやめましょう。
一番有名なものとしては、「人生には3つの大事な袋があります。1つ目はお袋、2つ目は胃袋、3つ目は堪忍袋」。
こういうネタは逆効果になるので使わないようにするほうが賢明です。
ただし、自分なりにアレンジするなら別です。
あまり使われていない名言・格言を調べて使うといいでしょう。
定番ネタを持っていると、話すことに困った時でもその定番ネタを使えばなんとかなるという、安心感につながりますから無用なアガりを防ぐ効果があります。
定番ネタを持つことは「保険」です。 |