あがり症の人に共通することとして、自意識過剰になっているという点があげられます。
人前に出てアガってしまって声が震えてしまった・・・
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人前に出て顔が真っ赤になってシドロモドロになってしまった・・・
等、人前で恥をかくことで自尊心が傷つけられたという過去を持っている人もいるでしょう。
人前で恥をかきたくないという心理が働くのは、程度の差はあれ誰でも同じでしょう。
また、自分より立場が上の人の前になると、余計にそういう自意識が過剰になるものです。
また、恐怖心もあるでしょう。
ただ、人前で話をする場合、聞き手が一言一句聞き漏らさないようにと食い入るように話を聞いているということは、ほとんどの場合ありません。
例外的に、受験直前のゼミに参加している学生などは別ですが、例えば、披露宴の祝辞の類はほとんど場合は軽く聞き流していますよね。
それは自分の経験から分かると思います。
つまり、人はそれほど真剣に他人の話は聞いていないということです。 これはちょっと残念なことではありますが、逆にいうと、だからこそそれほど自意識過剰になる必要はないということです。
話を聞きながら、自分が話すときは何を話そうか、これが終わったらどこに遊びに行こうか、晩御飯は何にしようかなど、全く別のことを考えている場合すらあるものです。
顔は話し手のほうを向いていても、頭の中は全く別のことを考えている場合が多いものですから、他人の話など真剣に聞いていないと自分に言い聞かせ、自意識過剰にならないようにしましょう。 |
