自分が苦手なものは誰でも気持ちが乗らないものです。
まして、人からやらさせることならなおのことです。
自信が持てないことだと不安感や恐怖心がどうしても出てしまいがちです。
逆に、主体的かつ得意なことであれば、自信を持って臨むことができるものです。
つまり、得意なことをやることが無用な緊張感から解放される一つの方法になるのです。
苦手なことから得意なことに切り替える。
これはあがり症防止・克服の有効な手法です。
話以外の自分が一番得意なこと、自分の武器を前面に出すのです。
例えば、話は得意ではないけれど歌を歌うのは得意ということなら、披露宴でスピーチを頼まれたら、スピーチの代わりに歌を歌うようにするのです。
手品が得意なら話ではなく、手品で場を盛り上げる。
ダンスが得意なら、ダンスを披露する。
空手をしているなら、瓦割りやバット折りなどの演武をする。
苦手なものはアガりやすい、得意なものはアガりにくいのです。
この原理を利用しましょう。 |