トップアスリートなどが、大事な場面で「ブツブツ」と独り言を言っているシーンをよく見かけます。
有名なところだと、元巨人軍のエース・桑田真澄氏は、投球時にボールに向かって何かを話しかけていました。
他にも多くのアスリートがプレー中に独り言を言っています。
これらの行動は、「自己暗示」を自分にかけているのです。
「自己暗示(アファメーション)」などであがり症を防止することができるのかと思うかもしれませんが、「自己暗示(アファメーション)」はあがり症にとても有効なテクニックです。
具体的には、 人前で話をする直前に自分に向って『絶対にうまくいく』『落ち着いて話せる』『必ず成功する』『大丈夫』などを繰り返し独り言します。
言葉はこれという決まりはありません。
自分に合った前向き、ポジティブな言葉を選びましょう。
「自己暗示(アファメーション)」をもっと効果があるものにするためには、本番直前だけでなく、普段からやるようにして、その言葉を使うと落ち着く、うまくいくなどの成功体験と結びつけることができれば、大きな効果を得ることができるようになります。
つまり、お経のような感じです。
その言葉を、自分の守り言葉として活用しましょう。
当日本番直前に唐突にやってもあまり高い効果は得られません。
普段から行なうことで、潜在意識に働きかけるようにすることが肝要です。
「自己暗示(アファメーション)」は、心の安定を得る有効な方法です。
|