人は自信がないとき、不安なとき、緊張しているときにそれ相応の態度をとるものです。
ソワソワして貧乏ゆすりをする、普通の会話なのに声が上ずって甲高い声になる、視線が定まらずキョロキョロする、猫背になる、伏し目がちになる等々。
心持ちがそのまま体に現れる。
それを逆転させる方法があります。
不安・緊張が態度に出ると、さらに不安が高まり、緊張感が増してしまいます。
そこで、無理をしてでも自信がある態度をとるようにするのです。
座っているときから、背筋を伸ばし、視線はキョロキョロせず前を見ます。 そして演台に向かう際も、背筋を伸ばして胸を張り、大股で歩くようにします。
心が体に影響を及ぼすように、逆に体が心に影響を与えることもあるのです。
例えば、体のどこかが調子が悪い、痛いと心がブルーになるのはよくあることです。
そこで、自信がなくても、不安でも、緊張していても、あえて逆の態度をとることで心持ちに影響を与えるようにするのが、この「あえて自信満々な態度をとる」という方法です。
背筋を伸ばし胸を張り、堂々と動くようにしましょう。
最後に、デール・カーネギーの言葉をご紹介させて頂きます。
『自信に満ちた態度をとれ、心の底から楽しそうに満面の笑みを浮かべよう、大きく深呼吸をしよう、そうすれば恐怖症は逃げ出すから不思議だ』 |