人は緊張するとどうしても焦って全ての行動が早くなってしまいます。
どもる癖がある方は概ね早口です。
また、人は自分に自信がない、話す内容に自信がないとどうしても早口になって話そうとします。
これはほとんどの人に当てはまります。
そこで、「ゆっくり」というテクニックをご紹介します。
あがり症の悪循環に次のような流れがあります。
緊張しているから早口になる⇒どもる⇒焦ってますます早口になりアガる
この負のスパイラルにはまるとなかなか短時間で抜け出すのは困難です。
そこで、この悪循環、負のスパイラルから脱出するためのテクニックとして、全ての行動を意識的にゆっくりする方法があります。
控室から会場に入るときもゆっくり歩き、演台に上がるときもゆっくり歩きます。
そしてすぐに話し始めるのではなく、間を置いてからゆっくりと話し出すようにするのです。
とにかく自分に言い聞かせます。 『ゆっくり、ゆっくり』と。
ゆっくりとした動作をしていると、焦ってどもったりせずに済みますし、落ち着いて話をできるようになります。
ポイントは、話だけではなく全ての行動を「ゆっくり」することです。 |