緊張に押しつぶされそうになっている時は、人は声が小さくなるものです。
蚊の泣くような小声になり、その声は震えて聞きづらくなります。
そうなると悪循環で、より一層アガることになってしまいます。
人は緊張すると、意識が上へ上へと上がっていきます。
そうなると声も上ずってしまうのです。
人前で話をする場合、聴いている方達が聴きやすいように、はっきりと大きな声で話をするというのは基本中の基本です。
人に言葉で何かを伝えるとき、声量というのはとても重要な要素の一つです。
しかしながら、緊張してアガっている人は、このシンプルな「はっきりと大きな声を出す」ことができません。
どうしても自信なさげなか細い声になってしまいます。
そこで、意識的に大きな声を出す、大きな声で話をするようにしましょう。
ただし、大きな声というのは普段から出していないと、いざ本番という時に大きな声を出すことはできません。 そこで、人前で話することが決まっている場合、その前日などに喉の奥を開く練習をするといいでしょう。
例えば、カラオケボックスで大きな声で歌を歌うのもいいでしょうし、時間がなければ車の中で大きな声出すといいと思います。
不思議なもので、意識的であっても声を張って話すと自信が出てくるものです。
『ああ、声がしっかり出ている』と自分で感じると、その後はスムーズに話ができるものです。
胸を張って大きな声を出すようにしましょう。 |