スピーチは最初の5分で決まります。
詳しくは「最初の5分ですべては決まる」をご覧下さい。
最初にその日のスピーチの全体像、ハイライトを少し誇張して話すのが、有効な「つかみ」テクニックの一つです。
嘘は絶対ダメですが、多少の誇張はご愛嬌です。
テレビ番組などでの予告や、CM後に次の展開に引っ張るあの手法です。
例1
「現在大変厳しい経済状態の中で、どのように自分の資産を守り増やしていけばいいのでしょうか。私には景気に左右されない幾つかのとっておきの方法があります。
今日はその方法を初めて公開します!
どうぞ最後までお聞き漏らしのないようしっかりとお聞きください」
気をつけなければいけないのは、スピーチのテーマの本筋に則した内容を少し誇張して予告するということが大切で、決してテーマに関係が薄い内容を予告しないことです。
聴講者はスピーチの「テーマ」に興味があり、会場に足を運んでいる場合がほとんどですから、聴講者の期待はずれにならないように注意しましょう。 |