スピーチ中に聴講者のどこを見ればいいのか?
どれくらいの長さ見るのがいいか?
・アイコンタクトで味方を増やす
・視線NGは「下を向くこと」「キョロキョロすること」「人以外を見ること」
上記の「視線のテクニック」で、スピーチ中は講師は聴講者を見て講義することが大切だということをご説明させて頂きました。
では具体的に、聴講者のどこをどれくらいの長さ見ればいいのか見ていきます。
まず見る場所ですが、もちろん顔です。
大きな会場で聴講者と距離がある場合は、あまり神経質になる必要はありません。
普通に聴講者の顔、目を見れば問題ありません。
少し工夫が必要なのは、会場が狭い、聴講者との距離が短い場合です。
その場合は、あまり目を直接見ないほうがいいでしょう。
近い距離で講師と聴講者の視線があまりぶつかると、聴講者にストレスを感じさせてしまいます。
視線が全く合わないのはダメですが、合いすぎるのもあまりよくありません。
そこで、「鼻柱」のあたりを見ると、講師も聴講者もストレスを感じることがなくなります。
ただし、アイコンタクトで味方を増やしたいと思っている場合は、意識的に目を見るようにしましょう。
繰り返しますが、聴講者との距離が長い場合は目、距離が短い場合鼻柱を見るようにしましょう。
次にどれくらいの長さ見るのか?
3秒程度がベストでしょう。
あまり短すぎると聴講者にあまりいい印象を与えません。
かといって長すぎるとストレスになります。
だいたい3秒くらいがちょうどいいのです。
講師と3秒くらい視線が合うと、聴講者は「自分を見てくれている」と実感でき、講師に好感を持ちます。 |